天使からのLove letter

  
「陸じゃぁーん!何でここにいんのー?」


「こっちのセリフだっつーの!!」


うわ、高田君怖い・・・。



そう思いながら話をずっと聞いてた。

「ま、まさか陸ここの高校に入ったの!?」

「うん。言ったハズ」


どういう状況なんだ・・・?

私達いちゃいけないのか・・・?


もえかっちが手招きを私にして小声で「陸、彼女いんの!?」って言ってきた。



知らんわッ!!!


「馬路で!?ここ偏差値めっちゃ高いやん!!すげえ!!陸」

店員さんが拍手した。


「藍姉行けなかったもんなー」

「あはは」



この空気は・・・もしや!!


彼氏彼女の関係!?



私は空気を読まない質問をしてみた。

「あの・・・2人はどういう関係ですか?」


楽しく喋っていたのにしらけた。


やば~・・・。

私、変な質問しちゃった!?



反省していると2人が顔を合わせて笑った。

「えー、姉弟だよ!!」

「顔似てない?」


にっこり笑う2人。


ああ、そういえば!!
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