天使からのLove letter

   
_ガラッ_


高田君と楽しく喋っている時に先生が来た。


あれが先生か・・・。

茶色い腰まである長い髪で背が高くて足が長い。そして黒縁のメガネをしていて顔はスラリとしている。服装は白いシャツにフリルいっぱいのミニスカート。


「みなさぁん!おはようございます!担任の赤坂優子です!独身24歳です!」



・・・若ッ!!

そんな若い先生担任になったことないよ!私。


で、男子達の目はハート。


女子は鋭い目で先生を睨んでる。



私も女子だけどさすがにあれは怖いわ。

「じゃあ、顔分かんないんで欠席とりますね!」


先生は名前をどんどん言う。

みんな知らないから私も勉強になる!


「谷・・・ん?さ、ささとなさん?」

先生は私の字を間違えている。


だよなー。だって、よく間違えられるもん。

「たに さりなですッ!!」


強い口調で言った。


欠席が終わると1人ずつ自己紹介をする事になった。


「あ、新井直でスっ!!!しゅ・・・趣味は本を読むことで特技は特にありませんっ!!!え、えっと・・・好きな食べ物は、おにぎりでスっ!!!」


この子かなり声が裏返ってるなあ・・・。

顔、真っ赤だし。


ってかおにぎりって・・・笑える!



興味津々にみんなのを聞いていくと順番が高田君にまわってきた。


高田君特に聞きたい!!

私は耳を前に向けた。
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