想い
届かないあなた
本当は私だってわかってるよ
この想いは伝えたくても
伝わらない想いだってことも
願っても叶わない恋だってことも
全てわかってる。
私がどんなに泣いても
傍にいるのはあなたじゃなくて
一番居てほしいときに
あなたはどこにもいなくて
それが当たり前になっている
いつかふりむいて。
なんて…いつかじゃ駄目だよ
今すぐふりむいてよ。
だけどその願いが叶う確率は
宝くじを当てるより難しくて。
人の心を動かすなんて
生半可な事じゃなくて。
あなたがふりむいてくれなくても
知らないうちに朝はやってくる
昨日と何もかわれていないのに
昨日のままの私なのに
そんなふうにして
あなたと過ごせる時間だけが
刻一刻と減っていく
だったら泣いていても仕方ない
「後悔しない人生」
それはきっと不可能に近い
きっと、バカみたいに
がんばってきた過程が
あるからこそ人は
「後悔していない」と
言えるのだろう
後悔しないのは無理だとしても
後悔を減らすことはできる。
あなたへのこの想いを後悔で
終わらせたくなんかない。
今はとにかく
がむしゃらにがんばってみよう
絶対にふりむいてくれない
相手だとしても
泣き笑いを繰り返して
最後に笑えたなら
泣いて過ごした久々も
きっと無駄なんかじゃない
意味のない涙ならいらない
涙流してもその後には
笑える人間になろう
笑えばきっと周りの人も
笑顔になれる
そんな人にはきっと
神様も微笑んでくれるから