恋涙~切ない恋物語~
教室へ行くと女子の一部の人が私の方を見た

何やらヒソヒソ言っている

聞こえてくる単語ゎ

《成瀬姫都美、男好き、裕登くん、うざい、どーする?》

この5つだ・・・。

君たちがしようとしてることゎ全部お見通しだょー・・・。

ってか男好きってなんだ!?

私あんま男子としゃべんない方なんだけど!?

あーもーやだ・・・

耳栓しときたい。

そう思っていると

「姫都美ー」

「ん?」

声をする方にゎまこがいた

「なーにー?」

「ちょっといぃ?」

「うん・・・。」

なんだろう?

私たちゎ屋上へ向かった

屋上へ出たら風が頬をなでた

春の風ゎまだ少し冷たい・・・。

「なに?まこ」

「姫都美と裕登って付き合ってるの?」

「えぇっ違うって!」

ってか・・・

「あれ?まこって裕登くんのこと呼び捨てなんだ?」

女子のみんなゎ王子のこと君づけなのに・・・。

「あぁ・・・言ってなかったっけ?あたしと裕登ゎ幼なじみなの」

お さ な な じ み ?

「えぇ!そーなの!?」

「うん・・・」

「へーぇ、幼なじみかぁ。私と瞬夜みたいなもん?」

「んー・・・ちょっと違うかなぁ」

まこゎ苦笑いをして答えた

「なんでー?」

「姫都美と野神くんゎただの幼なじみで恋心なんてないでしょ?」

「うん」

「あたしゎ裕登のことが好きだから・・・ただの幼なじみにゎ戻れない」

まこが・・・裕登くんのことをー・・・?
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