どこまでも、蒼く
~prologue~


ひとつ聞きたいことがあります。

あなたは
愛する人と見た空の色を覚えていますか?


俺ははっきり覚えています。



お前と見る空は
いつも同じ色だった。



その色は─…、


どこまでも蒼く─…。


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