うさぎが恋した黒ウサギ


その日、
私は柚菜と帰った


話すことは何てことない当たり障りのないこと


それが淋しくて



柚菜はノリがいい分
一番近づきにくい

なんか本当の柚菜が分かんない


凄く深い闇を持ってるような



でもそれを見せようとはせず


それを隠そうともせず



人と少し距離をとるこ




舞は誰よりも
その柚菜が気になっていた





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