珍・さるかに合戦 続
その瞬間っ!!家の脇に隠れていたウスが大きな声で驚かせる


ウス:わっ!!

タヌキ:うわっ!!ビックリした


し〜ん・・・

2人の間に沈黙が訪れる

そう。ウスの役目は驚かすだけ。コレ以上、どうしようもないのだ

そして、今度は、うさちゃんがぴょんぴょんと飛び跳ねる


タヌキ:・・・ま、飛び跳ねるしか能がないとは言え、何やってんだ


ココまでは、ハチを除けば作戦通り。

しかし、問題はこの後である。タヌキがうんこを踏まないとイケないのだ

今のところ、踏まれる気配はない


うんこ:・・・


またもや、作戦の足を引っ張るうんこ

そのとき、タヌキの家の中では、お湯に使ったカニとハチ、クリの間で緊急会議が開かれていた


カニ:まずいことになった

ハチ:ああ。この作戦まで失敗すると、もう小説には出れん(そういう問題かっ!!)

クリ:何かいい思案はないもんか・・・

カニ:そうだっ!!いいことを思いついたっ!!

ハチ:なに!?

カニ:いいか!?今回のタヌキはオスだ

クリ:うんうん。

カニ:と、言うことはだよ!?エロ本釣り糸で垂らす→タヌキがエロ本を追いかける→釣り糸を泥船の上に持ってくる→タヌキが泥船に乗ると・・・ま、こういうわけだ

ハチ:あんたじゃねぇんだっ!!そんなに簡単に行くかっ!!


が、他に特に作戦もない。カニのエロ本大作戦をすることになった。
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