生きる意味を無くした少女の１つの光

本当にムカつくなぁー
そんなににやにやしていられるのも今のうちなんだからっ
私はそんなことを思いながら先生に言った


｢先生ーその問題２つとも私が解くんで咲希はいいですよね？｣


私がそう言うと先生はバカにしたように笑った


｢フッ…あぁいいぞ、解くことが出来るんならな｣


｢ありがとうございます｣


私は嫌味っぽく笑うと席を立って黒板の前に行った


そしてその問題をスラスラ解いた


それを見ていた先生は最初は余裕そうに笑っていたのにどんどん顔が青ざめて歪んでいった


私は２つの問題を完璧に解いて先生の方に向き直った