王子と姫が出会いました。
泊まった日は携帯のアラームで目が覚める。



ふたりで少しボーッとして、先に起き上がるのは王子君。



ワシャワシャっと髪をグシャグシャにしてからリビングへ行くの。



それを見たらあたしも起き上がる。



手櫛で髪を直し、なにも話さずまずトイレ。



その後はしばしバスルームを占領させてくれます。



歯磨きとかして、用意してた制服に着替えたら部屋着を洗濯機に入れる。



「王子君、洗濯してもいいですか?」

「あ~、回して…」

「はぁい」



基本的に朝は王子君のテンションが低い。



ソファーに横になって朝のニュースを見てる。



洗濯機を回したらキッチンに行き、勝手にグレープフルーツジュースをグラスに注ぐ。



いつの間にか王子君がバスルームに行ってるから、そのグラスをテーブルに置いておくんです。



「姫、シャツ忘れた…」

「ぬぁっ!!も、持って来ます!!」



王子君の体は目に毒です!!



美です、美っ!!



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