王子と姫が出会いました。
体の痛みを隠して1日過ごし、俺はバイトの時間。



瑞紀の親戚がやってるカフェでバイトさせてもらってる。



たまに叔父さんに頼まれてモデルみたいな仕事もするけど、俺的には接客してる方が好きだ。



更衣室で制服からカフェの制服に着替える。



「王子そのアザっ!!」

「あっ、なんか朝から2年に絡まれて」

「えっ…。やられすぎじゃね?」

「だってあっち6人いたし。瑞紀いねぇし」

「治ったらお礼参り?」

「あたりめぇよ」



まだ脇腹と二の腕は痛い。



でもたぶん大丈夫だと思う。



自信はないが。



「今日は王子とミズはフロアな」

「「はぁい」」



さぁ稼ぎますか!!



生活費って思ってた以上にかかるし。



服は叔父さんがくれるから問題ないけどやっぱり食費がバカになんねぇ。



「いらっしゃいませ。本日は4名様ですか?」

「うん、久しぶりだね!!王子君!!」

「また来てくれて嬉しいです!!」



な~んてな。



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