王子と姫が出会いました。
冬次さんが父親に成り済ましてくれたため、パパにもママにも連絡は行かない。



でも引っ越すなら自分の口から言えと言われた。



言わなきゃダメかな…。



あんまり心配はかけたくないからなぁ…。



悩みながらも事情聴取を終え、帰る頃には夜だった。



「叔父さんの養子になるのやめようと思う」

「は?ちょっとぶん殴ったぐらいで…。貧弱だな、お前」

「…………鬼」



心配して待ってた後輩君達にご飯を奢った王子君の財布は空になり、後日勉強を教える約束をしてた。



冬次さんと王子君の話を聞きながら王子君のマンションにつき、どっと疲れが…。



「瑞紀、姫のことよろしく」

「お前どこ行くわけ?」

「医者行って診断書貰ってくる」



キッチリしてますね…。



王子君も冬次さんみたいになるんでしょうか…。



王子君がいない言えでは瑞紀君とふたり。



「瑞紀君、お水をください…」

「大丈夫か?」



ダメですっ…。



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