王子と姫が出会いました。
別に会いたくはないけど姫が気になったため、仕事を終えてから実家に帰った。
一応俺の部屋もそのまま残してあって。
リビングを開けた瞬間、親父に飛び付いたノラ猫…。
「おかえり」
「離れなさい」
「ヤダよ。起きたらいないからいっぱい泣いた…」
「昨日辛そうだったから起こさなかった。ちゃんと貧血の薬飲んだか?」
「言い付けは守る約束だもん」
俺の存在はやっぱり無視。
親父いわく、全く常識がない人間のため、現在躾中とか…。
本当に母親になれんのかよ…。
なにも食ってないんじゃないかってくらい細すぎる体に抱き着かれ、そのままキッチンに行く親父にも感動してしまう。
「あっ、王子君っ!!」
「悪かったな…」
「いえ、楽しかったです!!ミクさんとお友達になりました!!」
友達とかなれちゃうのかよ。
姫ってスゲー…。
その時キッチンから聞こえた声に振り向いた。
「イヤっ!!」
「食わなきゃ死ぬから。食べなさい」
あの城野 冬次が躾してる…。
一応俺の部屋もそのまま残してあって。
リビングを開けた瞬間、親父に飛び付いたノラ猫…。
「おかえり」
「離れなさい」
「ヤダよ。起きたらいないからいっぱい泣いた…」
「昨日辛そうだったから起こさなかった。ちゃんと貧血の薬飲んだか?」
「言い付けは守る約束だもん」
俺の存在はやっぱり無視。
親父いわく、全く常識がない人間のため、現在躾中とか…。
本当に母親になれんのかよ…。
なにも食ってないんじゃないかってくらい細すぎる体に抱き着かれ、そのままキッチンに行く親父にも感動してしまう。
「あっ、王子君っ!!」
「悪かったな…」
「いえ、楽しかったです!!ミクさんとお友達になりました!!」
友達とかなれちゃうのかよ。
姫ってスゲー…。
その時キッチンから聞こえた声に振り向いた。
「イヤっ!!」
「食わなきゃ死ぬから。食べなさい」
あの城野 冬次が躾してる…。