王子と姫が出会いました。
いつの間にか肩とかガッチリしてる気がする…。



それになんだか1年前より色っぽいよ…。



「王子君っ!!ヤダっ!!」

「ん」

「あぅっ…」



ちょっと大事に扱われすぎっ…。



もうダメかも…。



「くっ…痛いっ…」

「俺、まだだからね?寝ちゃ…ダメ…」

「意地悪ですっ…」

「じゃあ姫が我慢して?そしたら噛まない」



我慢ができないから意識なくなるんでしょ!?



王子君がそんなにするからじゃん…。



「もうヤダヤダヤダ~…」

「はい、黙ってなね~。それかもっと色気のある声出してくんない?」



ほら、また…。



もうやめて~…。



そのまま意識はどっかに飛び、気が付いたら夜になってた。



隣では王子君のキレイな寝顔があって…。



お疲れなんだろうなぁ…。



「頑張れ、王子君…」



静かに頬にキスした。



こんな王子君を支えてあげられたら…いいな…。



ご飯作りますね~。



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