王子と姫が出会いました。
久しぶりに王子君ちのキッチンに立った。



冷蔵庫の中は瑞紀君が揃えてるのか充実してて、なんでも作れそう。



はたして、瑞紀君は帰って来るのだろうか…。



最近覚えた肉じゃが作りま~す!!



ひとりで暮らすようになってから腕は上げたと思います!!



だって包丁で皮剥きできるようになったし!!



もう包丁技は切るだけじゃないですよ~。



まぁ切って炒めるだけってのが主な調理法ではありますけど…。



お魚があったから焼いちゃおう。



二人分だけど、そこは気にしない。



「なにしてんだよ姫…」

「あっ、おはようございます!!夜ご飯作ってるんでお風呂入ってください!!」

「なんで隣にいねぇかな~…」



ぬぁっ!!



後ろからギューですっ!!



久しぶりに甘い王子君…。



「んっ…やめてください…」

「だってなんかエロいし。欲情しちゃった…」

「さっきシたじゃないですか…」

「姫だけね?俺は最後までシてねぇし?早めに頑張るからメシより先に姫食わしてよ…」



甘すぎる王子君からは逃げらんない…。



< 456 / 701 >

この作品をシェア

pagetop