王子と姫が出会いました。
その後は王子君がご機嫌で、夜は静かに眠らせてくれました。



そして朝…。



「行ってくる。瑞紀はほっといていいから」

「いってらっしゃい!!」

「新婚みたい…。テヘッ!!」



ニコニコして会社に向かいました!!



頑張れ王子く~ん!!



だけどやっぱり仕事が続くと仕事モードから抜け出せなくなってしまうみたいで…。



「王子君…?」

「はい?呼びました?」

「大丈夫…ですか?」

「少々頭が…」

「戻って来てくださいぃぃぃぃ!!」



王子君が壊れてしまう~…。



そんな時、あたしにまた仕事が舞い込んだ。



それは副社長さんがあたしを気に入ってくださったみたいで、リュウさんからの電話でした。



「王子君とじゃないんですか?」

「レディースの広告ですから」

「副社長さん、来ますかね?」

「今回は力を入れているので同行すると思います」



顔見てやる…。



王子君をあんなにした相手は敵ですから!!



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