王子と姫が出会いました。
それから始まった学校。



すっかり忘れてたテストという存在…。



「わ、わかんない…」

「わかれよバカ!!」

「カテキョモード嫌いです~…」

「口開く前に手を動かせ!!アホ姫がっ!!」



王子君のスパルタ個人授業は地獄です…。



でもそのおかげで今回はギリギリ赤点ナシ。



補習受けなくて済みました…。



「王子君、何位でしたか?」

「2位…」

「落ち込むとこ間違ってると思うんですけど!!」

「今回はいったと思った…。リュウさんと賭けたのに負けた~…」



ここにいるあなたの彼女は126位なんですけど…。



王子君のカテキョがなかったら200位より下だったと思うんですけど!!



「嫌味です、王子君」

「姫バカなだけだろ…」

「ゔぅぅぅ~…もう…王子君嫌いっ!!バカ!!」

「きらっ…えっ?本気?」

「あたしの気持ち察してください!!もうしゃべんないもん!!」



王子君のバカヤロー…。



そりゃああたしはバカだけどさ、2位で落ち込むことないじゃんか!!



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