王子と姫が出会いました。
暴れてみた
【王子】
早いもんで、もう秋。
仕事に明け暮れた夏休みのせいだと、今だにライアンを恨んでる。
冬休みが恐すぎて恐すぎて…。
そんな俺は現在、元佐和先輩の部屋で昼寝中~。
どうしても眠くて…。
1週間で仕上げて来いと言われた夏物のデザインが進まない。
だって今、秋だしな。
流行りは俺達が作るんだと教わったけど、俺にはそんな才能ねぇのよ。
よって、最近は寝不足気味だ。
姫は真面目に授業を受けてて、瑞紀と蘭子も最近あんまりサボらなくなった。
アイマスク着用でおやすみなさい…。
そんな俺を起こしたのは、見たこともないメッシュヤローだった。
無防備に寝てたのに腹にかかと落としなんてふざけるのも大概にしとけ。
久しぶりに血が騒ぐよ、俺。
「なにしてくれてんだコラ…。吐きそうになったじゃねぇか…」
「邪魔だったから、ついな」
「殺す」
久しぶりのケンカは、デスクワーク三昧の俺にはキツかった。
早いもんで、もう秋。
仕事に明け暮れた夏休みのせいだと、今だにライアンを恨んでる。
冬休みが恐すぎて恐すぎて…。
そんな俺は現在、元佐和先輩の部屋で昼寝中~。
どうしても眠くて…。
1週間で仕上げて来いと言われた夏物のデザインが進まない。
だって今、秋だしな。
流行りは俺達が作るんだと教わったけど、俺にはそんな才能ねぇのよ。
よって、最近は寝不足気味だ。
姫は真面目に授業を受けてて、瑞紀と蘭子も最近あんまりサボらなくなった。
アイマスク着用でおやすみなさい…。
そんな俺を起こしたのは、見たこともないメッシュヤローだった。
無防備に寝てたのに腹にかかと落としなんてふざけるのも大概にしとけ。
久しぶりに血が騒ぐよ、俺。
「なにしてくれてんだコラ…。吐きそうになったじゃねぇか…」
「邪魔だったから、ついな」
「殺す」
久しぶりのケンカは、デスクワーク三昧の俺にはキツかった。