王子と姫が出会いました。
その日の夜、姫ん家でまったり…。



ベッドに座って姫をギュ~!!



「チューしよ、チュー!!」

「首ヤダです~…」

「だって無抵抗になるから…」

「デレデレですね…」

「姫にだけだよ?」



とにかくイチャイチャしまくった。



ってか俺が離さないだけだけど。



好き好き好き~!!



「姫は大きくなったらなにになるの?」

「もう大きいもん…」

「で、なにになるの?」

「ん~…決まってないです…。やりたいこととかわからない…」

「じゃあ進学すんの?」

「お勉強もしたくないですね~…。現実逃避するなら、ずっと王子君といたいです」



きゅ、キュ~ン…。



あぅっ!!



ノックアウトだぜ!!



「卒業したら結婚する?俺学生だけど」

「いいですね~。城野婦人です」

「俺はいいよ?」

「あははっ!!冗談ですよ」



冗談かよ…。



結局なにになるんだよ…。



「フリーターにでもなります」

「それでいいのかよ…」

「だって夢ないもん…」



俺のお嫁さんとか…。



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