王子と姫が出会いました。
ソファーを背もたれにしてコタツの中。



王子君が隣にいてポカポカして眠くなってきた…。



王子君に擦り寄ると大きくて寝心地がいい…。



「眠いのか?」

「お腹いっぱいだし…なんだかポカポカで…」

「風呂いいの?」

「ん…明日…」



頭を撫でられたらそのまま寝てしまった。



熱くて目を覚ましたらまだコタツの中…。



王子君はお風呂に入ったのか部屋着姿です…。



枕になってるクッションはきっと王子君が寝かせてくれたんだ…。



「お風呂…入る…」

「もう寝ようかと思ってた」

「先に寝ててください…」

「布団寒いから待ってるよ」



お風呂に入ってもまだ眠い…。



髪を乾かすのが面倒で、これは王子君にお願いしよう…。



ドライヤーとタオルを持ってリビングに足を踏み入れた時だった…。



「パパっ…」

「「…………」」



な、なんでパパがいるんですかぁぁぁぁぁぁ!!



目が一瞬にして覚めた。



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