王子と姫が出会いました。
ベッドに座る姫はやっぱり不安そうで…。



「王子君…」

「はい」

「エッチしよ…?」



マジヤバっ…。



座ってる姫からの上目使いでその言葉!!



鼻血出るって。



最近ずっとそんなことしてなかったから…。



「ヤダ…?」

「イヤじゃねぇ!!」



イヤじゃねぇんだけど今シたら虚しくなんのは姫じゃねぇか?



俺は構わないっつーか、姫からそんなこと言われんのなんてこの先ないかもしれないし。



正直、超~ヤりてぇ!!



でも姫が…。



ベッドに乗ってズルズルと姫を引っ張った。



取り合えず布団の中に入れてみる。



「不安なの?」

「王子君があたしを好きなら不安じゃない…」



姫のブレザーを脱がした。



自分も上だけ脱いで姫の隣に座る。



「おいで」

「ゔぅぅぅ~…」



手を広げたらスッポリ入って来た。



そのまま横になり、姫を腕枕。



「お昼寝しよ」

「王子君がどっか行ったらどうしたらいいかわかんないよぉ…」



行かないから大丈夫だって。



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