王子と姫が出会いました。
【姫】
机の上に置かれたストラップに固まった…。
別れるって意味…?
「天野、城野となんかあったのか?」
「別れ…ちゃった…」
「えっ!?」
「どうしようっ…」
あたしが悪い。
あたしが…王子君を理解しなかったのが…。
それにコウ先輩があたしにキスしたとかって意味のわからないことを言ってて…。
あたしはなにを…。
「蘭ちゃんっ…あたし…」
「今度はどうしたの!!」
「王子君のこと怒らせたっ…」
蘭ちゃんが家に連れて帰ってくれて、全てを話した。
ため息をついた蘭ちゃんは紅茶を飲み干し、ビシッとこう言った。
「アンタが悪い」
わかってる…。
わかってるのにどうすればいいのかわからない…。
「その平岡とキスしたのは事実なの?」
「わからない…。先輩に聞いたけどただ笑ってて…」
「姫はね、危機感とか警戒心が弱い!!なにやってんの!!」
「だって…どうしたらいいかわかんなくて…」
「王子はナツカってヤツを好きだって言ったの!?姫のことが好きだって言ったんでしょ!?」
そうです…。
机の上に置かれたストラップに固まった…。
別れるって意味…?
「天野、城野となんかあったのか?」
「別れ…ちゃった…」
「えっ!?」
「どうしようっ…」
あたしが悪い。
あたしが…王子君を理解しなかったのが…。
それにコウ先輩があたしにキスしたとかって意味のわからないことを言ってて…。
あたしはなにを…。
「蘭ちゃんっ…あたし…」
「今度はどうしたの!!」
「王子君のこと怒らせたっ…」
蘭ちゃんが家に連れて帰ってくれて、全てを話した。
ため息をついた蘭ちゃんは紅茶を飲み干し、ビシッとこう言った。
「アンタが悪い」
わかってる…。
わかってるのにどうすればいいのかわからない…。
「その平岡とキスしたのは事実なの?」
「わからない…。先輩に聞いたけどただ笑ってて…」
「姫はね、危機感とか警戒心が弱い!!なにやってんの!!」
「だって…どうしたらいいかわかんなくて…」
「王子はナツカってヤツを好きだって言ったの!?姫のことが好きだって言ったんでしょ!?」
そうです…。