王子と姫が出会いました。
その後は王子君と冬次さんとディックで仕事の話し。



あたしはついていけず、秘書室に出て5人分のお茶をいれた。



「はい、リュウさん」

「ありがとうございます」



リュウさんのデスクにお茶を置き、また社長室。



ディックは緑茶でよかったのかな…。



「Green tea!!」

「飲めます?」

「大好きだよ!!冬次がくれたのなくなっちゃったから久しぶり!!」



日本好きなんだろうか…。



冬次さんと王子君もズズズズッて…。



へへっ…。



ちょっとお仕事手伝った気分…。



「まぁとにかくディックのことは任せた」

「あいよ」

「ディック、なんかあったら即帰国だって忘れるなよ?まぁお前のことだから心配はしてねぇけど」



ディックは真面目な子らしい。



なんとかやっていけるみたいで。



あたしもこの人達みたいにキラキラしてみたいです…。



「あっ、そうそう。姫の就職、決めていい?」

「えっ!?本気で雇っていただけるんですか…?」

「社長、この前話した件について」



冗談かと思ってました…。



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