王子と姫が出会いました。
姫を抱きしめたままいろいろ話した。



どこでデートしたいとか、今までの友達関係とか。



やっぱり姫ってイジメられてたっぽい。



「俺は姫のことだけ信じるから大丈夫」

「王子君がウソつかないって言ってくれたから、あたしもウソつかないです」

「それは嬉しいな。でも本当に俺、今まで女関係適当だったから…」

「いいです。今から独占します…」



最高だ、姫…。



俺も姫のこと独占する…。



「バイトばっかりで申し訳ないけど…」

「あたしもバイトしようかなぁ…」

「ん~…心配だから…ヤダな…」

「王子君、眠い?」



眠くねぇよ~…。



姫が寝るまでは起きてたい…。



なのに1日ドキドキしてたもんだから精神的に疲れてたらしく、いつの間にか眠ってた。



今日は人生最高の誕生日だったな…。



すげぇ大事にするから…。



これからたくさん楽しいことしような?



周りからどう思われても俺はお前が大好きだ、姫…。



< 90 / 701 >

この作品をシェア

pagetop