アネモネ*~風、君を愛す~
「ふふ。新婚みたい…」
そんなことを思いながら、
、家の中へ入った。
「よし!
洗濯と掃除するぞー」
自分に気合を入れ、
家事に取りかかる。
おばちゃんが、
夜勤明けで帰宅するまでの時間に終わらせないと…
午前10時過ぎ、
「ただいま」
「あ、おばちゃんお帰り!
お風呂準備出来てるよ。ご飯はテーブルの上ね」
「紗那ちゃん、
いつもありがとうね」
「ありがとうはアタシの方だよ」
おばちゃんの優しさには、
本当に感謝の気持ちで一杯だった。