アネモネ*~風、君を愛す~


「貴方がアツ君ね。
今日は紗那を連れて来てくれてありがとう」


「初めまして。
佐伯敦志と言います」


「2人共、入りなさい。
リビングでお父さん待ってるから」


「はい」


母と一緒にリビングへ入ると、

ソファに座りジっとアタシたちを見る、

父の姿があった。


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