アネモネ*~風、君を愛す~


アタシを両腕で包み、

アツは直ぐに寝息を立て始めた。


“一緒に”か…


嬉しさと不安とがグルグルと入り混じり、

アタシはアツの腕の中でも眠ることが出来ないでいた。



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