アネモネ*~風、君を愛す~


クリスマス商品が沢山並ぶ、

雑貨屋へ入った。

小さい物から大きな物まで、

色々なツリーが飾られてあった。


「紗那、どれがいい?」


「アツは?」


「紗那が好きなのでいい、
紗那が決めろ」


「うん!」


店内を見回すと、

ひとつだけとても優しく輝く、

真っ白なツリーが目に入った。


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