アネモネ*~風、君を愛す~


「ごめんね。
びっくりしたよね?」


「ちょっと、紗那?
どういうことよ?」


玲に続いて入って来た志保も、

そして令君も浩司君も、

瞬きを忘れてアタシを見てた。


「…さ、さ、紗那ちゃん?」


「アハハ。驚いたよね?」


「それ、えっ?
お腹…。マジで?」


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