アネモネ*~風、君を愛す~


「もう少し時間がかかるから、
部屋で休んでようね」


ピンクで統一された、

とても可愛い部屋に案内された。


「紗那?痛い?」


「ちょっとね。
でも全然平気だよ」


「お母さんとお父さんも来てくれるからな」


アタシが診察を受けている間に、

母へ連絡をしてくれていた。


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