アネモネ*~風、君を愛す~


「もしかして、
紗那が作ったのか?」


「うん。作った」


明日渡して驚かせようと思ってたのに。

俯いたまま、

顔を上げることが出来ずにいると、


「どうした?」って


言いながら、

頭を撫でてくれた。


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