わがままなメニュー
クリスマス前、私は居残りで残業していた
『なんだまだ帰ってなかったのか?』と部長が部屋に入って来た
『あと少しです。部長こそまだ帰らないんですか?』
『もう帰るよ。明日は彼氏と過ごすのか』
『過ごしませんよ』
『まだ仲直りしてないのか』
『もう別れました。フラれたんです』と私は笑った
『なんだ…つまらないな』
『おもしろがらないでください』
『別におもしろがってないさ。残念というか…いやそれなら明日君誘えるな』
『明日?』
『ああ、ホテルでパーティーあるんだ。パートナーと一緒にでなきゃいけないパーティーなんだが、約束してた人に急用できた。代役してくれないか?』
『なんのパーティーですか?』
『今度できる商業施設のパーティー。うちが請け負っているんだ』
『喜んでお供します。時間は何時からですか』
『8時。仕事早めに終わっていいから』
『わかりました。ありがとうございます』
いいチャンスだ。そんなパーティーにいけるなんて
『なんだまだ帰ってなかったのか?』と部長が部屋に入って来た
『あと少しです。部長こそまだ帰らないんですか?』
『もう帰るよ。明日は彼氏と過ごすのか』
『過ごしませんよ』
『まだ仲直りしてないのか』
『もう別れました。フラれたんです』と私は笑った
『なんだ…つまらないな』
『おもしろがらないでください』
『別におもしろがってないさ。残念というか…いやそれなら明日君誘えるな』
『明日?』
『ああ、ホテルでパーティーあるんだ。パートナーと一緒にでなきゃいけないパーティーなんだが、約束してた人に急用できた。代役してくれないか?』
『なんのパーティーですか?』
『今度できる商業施設のパーティー。うちが請け負っているんだ』
『喜んでお供します。時間は何時からですか』
『8時。仕事早めに終わっていいから』
『わかりました。ありがとうございます』
いいチャンスだ。そんなパーティーにいけるなんて