わがままなメニュー
翌日私はゆっくりと朝寝坊をした。のんびり朝ご飯を食べてパジャマのままテレビを観ていた


その時、携帯が鳴った


『直田だけど…今いい?』


『大丈夫ですよ、どうしたんですか?』


『今日さ、映画観に行かない?チケットもらったんだ、親父に。3D映画だからおもしろいよ』


『いいんですか?じゃあ大掃除は明日にして、映画行きます』


『大掃除するつもりだったの?そんなの明日にして行こう。お昼食べてから映画にしようか』


『そうですね、私支度しますから』


直田さんから映画のタイトル聞いて私は飛び上がった


絶対観に行きたいと思ってた映画だからだ


3Dは初めてだし、このシリーズは見逃していない


私は慌てて化粧をして服を着た


電車に乗り、待ち合わせ場所に急いだ


『早かったな。もっと遅れると思ってた』


『観たい映画だから浮足だっちゃって』と私は笑った


『花乃子さんなら恋愛映画かなと思ったけど、こんな怖い映画に飛び付くんだ』


『シリーズずっと観てるの。今回3Dだから絶対観なくちゃってずっと思ってました』


『誘いがいあるよ。さあお昼ご飯行こう。映画館の一階に店あるから』


私達は電車にのり映画館に向かった
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