わがままなメニュー
仕事と恋に未練とプライドのある女
お正月は実家で過ごした。美沙子は彼氏の実家にいるようだ
『ねえ花乃子、最近晴彦さんとはどうなってるの?』とお母さんが聞いてきた
『別れた。私フラれたのよ』私は無表情で答える
『ええ!初耳よ?いったい何があったの!』
『意見の相違よ。晴彦には私みたいな気の強い女合わないのよね』私はこたつのみかんを剥きながら言い放った
『美沙子の結婚が早くなるから、花乃子もすぐだと思ってたのに…』
『まあ私に結婚は期待しないことね…定年まであの会社に居座ってやるつもりよ』
『なんて情けない事いうのよ!女の幸せは結婚なんだから』
『そう思えるようになったら結婚するから』
『何暢気なこといってんの!その時になったらもう遅いわよ!』
お母さんがブチ切れた
そうよね、遅いわよね…後悔するかもしれないし、挫折してるかもしれない
老後は淋しく暮らしてるのかもしれない
でもね、今が大切なの。もうすぐ始まる展示会の事で頭はいっぱい…
でもそんな中…晴彦の事は忘れていない
どうしてるんだろうか?
今年のお正月
『ねえ花乃子、最近晴彦さんとはどうなってるの?』とお母さんが聞いてきた
『別れた。私フラれたのよ』私は無表情で答える
『ええ!初耳よ?いったい何があったの!』
『意見の相違よ。晴彦には私みたいな気の強い女合わないのよね』私はこたつのみかんを剥きながら言い放った
『美沙子の結婚が早くなるから、花乃子もすぐだと思ってたのに…』
『まあ私に結婚は期待しないことね…定年まであの会社に居座ってやるつもりよ』
『なんて情けない事いうのよ!女の幸せは結婚なんだから』
『そう思えるようになったら結婚するから』
『何暢気なこといってんの!その時になったらもう遅いわよ!』
お母さんがブチ切れた
そうよね、遅いわよね…後悔するかもしれないし、挫折してるかもしれない
老後は淋しく暮らしてるのかもしれない
でもね、今が大切なの。もうすぐ始まる展示会の事で頭はいっぱい…
でもそんな中…晴彦の事は忘れていない
どうしてるんだろうか?
今年のお正月