天使で悪魔なキミと俺
 


次の時間は……俺のクラスで授業か。

ちなみに、俺は数学担当だ。

゙キーンコーンカーンコーン……。゙

「よし、今から授業を始めるぞー。みんな席について」

ガタガタと不協和音を奏でながらみんなが席についていく。

……石蕗は、ちゃんとしてる子だな。

そして、俺の視線は彼女……枝垂のほうへと移る。

枝垂はノートも教科書もきちんと広げていて、いつでも授業を始めれるようにしてくれている。

これは、教師としてはとてもありがたい。

……お、目があったら笑った。


 
< 13 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop