黒い糸
それから1時間がたった。



2人とも帰ってこない。




あたしはまだ信じてないだけど##病院に行くことにした。









「あ…あの…中沢ですけど…」



ナースステーションに聞いてみた。



「あ!はいこちらです」



ついていくと薄暗い廊下の先に厚い扉が目に入った。



『霊安室』



ただ不気味にその文字だけが浮かんでいる。



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