あたしと彼と白いキャンバス
9.ダブルデート
ついにこの日がやってきてしまった。
1月4日。
午前10時。
あたしは姿見の前で散々悩み、
結局タートルニットにジーンズ、それにPコートを羽織るという、
普段となんら変わらない(可愛げのない)格好で家を出た。
志乃とは神社の前で待ち合わせ。
「おはよー。気合入れてきちゃった。大丈夫かなあ。変じゃない?」
そう言う志乃はやっぱり可愛かった。
緩く巻いた髪につけられたふわふわな髪飾り。
あたたかそうなニットポンチョ。
ショートパンツからはカラータイツを穿いた細い足が伸びている。
1月4日。
午前10時。
あたしは姿見の前で散々悩み、
結局タートルニットにジーンズ、それにPコートを羽織るという、
普段となんら変わらない(可愛げのない)格好で家を出た。
志乃とは神社の前で待ち合わせ。
「おはよー。気合入れてきちゃった。大丈夫かなあ。変じゃない?」
そう言う志乃はやっぱり可愛かった。
緩く巻いた髪につけられたふわふわな髪飾り。
あたたかそうなニットポンチョ。
ショートパンツからはカラータイツを穿いた細い足が伸びている。