部活の天使
・・・そうはいったものの・・・

どうしよぅ・・・・

私はちらっと進藤君のほうをみる。

進藤君はさっきと同じ体勢のまま肩を規則正しく上下させている。

ありゃ、完全にねてるなぁ・・・

しょうがない起きた時に言おう・・・。

「はい!突然ですがっ席替えしようと思いま~す。」

先生は両手をパンッとならしながら、いつから用意していたのかくじ引きの紙を取り出して前に差し出す。

「早い者勝ちよぉ~!!」

先生がそういうとみんながガタガタ立ち始める。

「そんなに席、気にするのかなぁ・・・」

まぁ、女子の大半は進藤君狙いだろうけど・・・(笑

私も立ち上がってくじを取りに行った。

「はいっ西野さんどーぞ!」

先生はそう言いながら私の前にくじを差し出す。

「ありがとうございます・・・」

私はそう言いながらくじを引く。

くじをみると・・・・34番・・・・

あ、やったぁ!!窓側に近い!

ラッキー☆

私は急いで窓側に机を移動した。

すると、教室中が少しざわついた。

・・・?


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