私とあなた。

その言葉でスッと胸の鉛が消えたような感覚になった。



でも、もう私にはそれがなぜだかわかる。


この気持ち、伝えたい。


坂田君に知ってほしいよ。


すぅっと深呼吸。

「私ね。」












「…好きなんだろ///」







「え??え??えーっ!?」



「だからっ、俺の事!!好きなんだろっ!!」


「っ///」


私はさっきの強気はどこへやら。


弱弱しくコクンとうなずくだけだった。