私とあなた。
「ホントは体育祭の時からずっと好きだった。泣いてたのを見て、守ってあげたいって思った。」
ギュっ、と抱きしめる力が強くなる。
「優輝サマっ!?」
「授業サボってると思ったら…ってえぇー!?」
「ちょッと!!優輝サマから離れて!!!!」
坂田君は私を放すと、
「おぅ、お前ら…こいつをいじめたら俺がゆるさねーからな!!」
そういって、ニヤっと笑った。
「「「…!!!キャーーーッッ!!!!」」」
普段見られない〝王子〟の笑顔に女の子たちはメロメロだったとさ。
これからもきっと私たちの日々は続いて行く…
そう信じてます♪
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