絶えぬ想い、君に


「京平くん。」


「ん?」


「この後、乃亜のお迎え?」


「うん。そうだよ。」


「そう。じゃあその後、うちに来てもらえる?」


「え?あぁ、うん。いいよ。じゃあ、おばあちゃんも乃亜の迎え、一緒に行こうよ。」


「うん。そうだね。」



…どうしたんだろ、急に。



乃亜にもこないだ会ったばっかだし。



まぁ、いいんだけどさ、全然。



少ししておばあちゃんと一緒に幼稚園に向かった。



「にぃにー!!あ、おばぁちゃん!!」



いきなりのおばあちゃんのお迎えに、乃亜も嬉しそうだった。



そのまま3人でおばあちゃんちに行った。



「乃亜、ちょっとあっちのお部屋で遊んでらっしゃい。」


「はーい。」



おばあちゃんがなぜか乃亜を隣の部屋に行かせた。



どうしたんだろ。



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