絶えぬ想い、君に


いろんなことのバチが当たったのかな…



他の女のことなんて、考えたからかな。



記憶が薄れてるからかな。



おばあちゃんに言い返せなかったからかな。



きっと、すべてのバチが当たったんだね。



もう俺は菜緒の傍にいちゃいけないってことなのかな。



こんな奴ならいない方がいい…よな…



慎吾は俺は悪くないって言ってくれた。



仕方ないって。



普通だって…



でも、きっと悪いよ。



悪くなくなんかないよ。



だって…菜緒がこうなったのは俺のせいじゃん…



俺のせいでこうなったんだから、俺が忘れちゃダメなんだよ。



だけど…



俺のせいでこうなったんだから、俺が傍にいちゃいけないのかな。



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