絶えぬ想い、君に
「ねぇ、氷野くんってさ、どういう子がタイプ?」
なんだか楽しそうな鈴木が聞いてきた。
「は?タイプ?」
「そう。今3人で話してたの。」
「へぇ。慎吾のタイプは何なの?」
「俺はぁ、とりあえず優しい子ぉ。」
え、初めて聞いたけど。
ってか明らかイメージいい感じで言ってない?
「氷野くんは?」
「俺ー?」
あんまタイプとか考えたことないんだけどな…
う~ん…
「あんまないかも。」
「えー、なんかあるでしょ。」
なんか…
う~ん…
「じゃあ、おっぱいおっきい子かな。」
「……」
「嘘だよ。」
いやだって、マジでないんだけど。
あんま考えないし。