絶えぬ想い、君に
よくわかんないんだけど、俺が他の女子と喋ってたらしくて、それに妬いたんだってさ。
普段は別に女子と喋ってても何も言わないし、全然嫉妬深い子じゃないのに。
ものすごい親しげに見えたらしい。
ってかその相手の子が俺のこと好きだったらしく、それがあんまりだったんだって。
「…い。」
全然気付かなかったなぁ、俺。
「…京平!!」
「え?」
「体育行こうぜ。」
「あ、おぉ。」
あ、もう1限終わったんだ。
気付かなかった。
自分のクラスに1回戻ってから、体育館に向かう。
3年は今体育館なんだよね。
バスケ。
女子は外なのに。