絶えぬ想い、君に


振り返ると、なんともガラの悪い奴らが数人いた。



「今ぶつかったんだけど。」


「あぁ、すいません。」



特に相手にする気力もなくて、テキトーに謝ってその場を立ち去った。



はぁ~…



ぶつかったんだ。



気付かなかった…



「おい!!」



さっきの奴らが追いかけてきて、俺の前に立ちはだかった。



なんだこいつら…



「すいませんじゃすまないんだけど?」


「……」


「おい、何黙ってんだよ。」


「…せ…よ…」


「は?」




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