絶えぬ想い、君に
だけど、この半年という時間の中で、1つわからされたのは、俺が生きてることだった。
俺もこう見えて高3だから、この半年の間に進路も決まった。
大学に行く。
行く大学ももう決まったっていうか、受かった。
俺は高校卒業したら、人生終わりじゃない。
その先に進む道を決めていかなきゃいけない。
俺が例え先が見えなかったとしても、決めなきゃいけない。
俺は正直、半年ちょっと前まで、進路なんて何も考えてなかった。
カンさんにも怒られてたくらい。
菜緒が生きてて、俺がちゃんと彼氏だった頃は、全てにおいて菜緒だった。
菜緒と乃亜のことを中心に考えて生活してた。