絶えぬ想い、君に


池内といると、いろんな自分が入り混じって、苦しくなる。



俺を責める俺がどんどん大きくなって、潰れそうになる。



別に池内にまた告白されたわけじゃない。



別に考えなくていいって言ったら、いいのかもしれない。



でも考えてしまう。



考えてしまうのは自分なのに、そんな自分が許せなくて。



俺の中の考え事すらも、1歩も前に進まなかった。



「京平。京平の番だよ。」


「あ、はいはい。」



今日の打ち上げは、ボーリングだった。



よくこんなに入れたなー…



つーかボーリングとかすげぇ久し振りなんだけど。




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