絶えぬ想い、君に
そして、いつも乃亜の迎えに行くと、すぐに俺のとこに来る乃亜と同じクラスの男の子。
またもや今日も来たよね。
しかも耳が痛そうな男がもう1人いるもんだから、そっちに集中。
でも、慎吾がその子を抱っこしたりしてたら、嬉しそうにその子も喜んでいた。
その子のお母さんは、「ホント、すいません。」って申し訳なさそうにしてたけど。
そんでもってうちの乃亜は、なんだかかなりテンション高くて。
遠足が嬉しいのか、慎吾がいるのが嬉しいのか、池内がいるのが嬉しいのか。
昼になって、お弁当タイム。
それぞれにシートを敷いて、仲良く食べましょう的な。
「はい、弁当。」
「おー!!サンキューサンキュー。」
「え、ホントに氷野くん作って来たの?」