のんびりッ子にて脱力を。

「…家で、」


『やっぱり家族と過ごした方が良いかな??

なんだかんだ言っても、たまにしか帰ってこれないしね…』

いくら忙しくてもクリスマスは一緒にって毎年言ってたし。



「違う。
…オレは家で一人で静かに過ごす。」


『え、寂しい奴だな。
お前、モテ男なんだから、一緒にいてくれる女の子いっぱいいるでしょうが。』


「ハァ…一番一緒に居たい奴と居れないなら一人の方がマシ。」


『一緒に居たい奴?!
誰?!どこの子??』


初耳!!



「………お前だ、馬鹿。」


おっきなため息とデコピンをお供にそんな言葉が飛んできた。



………なんか墓穴ッた。



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