のんびりッ子にて脱力を。

―――

『今日ですね、要にお勉強教えてもらいました。』


お家に帰り、凌ちゃんサンと電話。


会えない代わりに電話で我慢。



「ふーん。
俺と会えない間に要とラブラブしてるわけー??」


『違うし!!
数学見てもらっただけだもん。』


「2人で?」


『圭介くんも。』


「ならいいや。
絶対に要と2人ではダメだからな。」



相変わらず独占欲の塊な凌ちゃんサン。



まぁ、受験終わるまでは会わないって言ったのあたしだし。


申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


『もうちょっとで終わるから、待っててね。』



すぐに拗ねるかわいい彼氏。

受験が終わったら、いっぱい甘やかしてあげよう。



END.



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