のんびりッ子にて脱力を。

「いや、でも、渡す前に分かって良かったか…。」

『でっしょー。
ぼくふぁいんぷれーい。』

「うっさい馬鹿!!
分かったところで何渡そうって話になるわ!!」


『馬鹿って…
彼方ならなんでも喜んでもらってくれると思うよ。

あいつ、優しいから。』


「…あんたからあの子の説明受けんのって、すっごいイラつくわ。」



どーしよう。
ボスの地雷を踏んでしまったようだー。


「…あんたなんか、変なもんあげたってどーせ喜ばれんだから、無駄に悩んでないでテキトーにチロルチョコでもあげときなさい。

凌ちゃんなら、なんでももらってくれるわよ、優しいから。」



姐さん…

『なんだかんだ、ボスも優しいよね。』


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